我がホームページお奨めミュージシャンである久井康次氏の記事が9月10日付けの朝日新聞夕刊に掲載されたので紹介しておこう。以下記事の内容 。
久井康次さんは(36)は、京都を中心に活動するギタリスト。今年、ライブハウス陰陽で、ライブ「久井康治十番勝負」を始めた。自分がリーダーのバンド「ファイブサウンズ」のメンバーらがバックにつく。一回目はテナーサックス中心にした「テナーマッドネス」。長野五輪のころだった二回目は「列島熱狂ラージヒルジャンプの夕べ」と名付け、
ジャンプブルースの曲ばかりを演奏した。三回目は「ソールオルガン・ナイト」で、ハモンドオルガンとギターのデュオ。4回目の今月二十二日は「スーパーマーケットナイト」。スーパーで流れているBGMの歌のない曲がヒント。カーペンターズの「愛のプレリュード」や、アイズレー・ブラザーズの「フォー・ザ・ラブ・オブ・ユー」など、歌の部分を楽器で歌う。「楽器でどこまで歌えるか、やってみたかった」
七十年代、ブームになったディスコ・ミュージックに触発され、自覚のないまま黒人音楽に没入した。ブルースに傾倒、今はジャズ、ソウル、R&Bなどを演奏する。華やかでもなく、テクニックが飛び抜けているわけでもないが、知る人ぞ知るギタリスト、ビリー・バトラーにひかれている。「歌でも音でも文章でも何でも、その人柄が伝わってくるとうれしい。だれでも熱くは出来る。人柄が伝わってくるような演奏者でありたい」
漫才の故人生幸朗が好きという久井さんのおしゃべりも、ライブに興をそえる。